飛騨米世界ブランド化プロジェクトとは?

こんにちは!室長のフナサカです。

本日は改めて、未来のコミュニティ研究室で実施している3つのプロジェクトのうち、『飛騨米世界ブランド化プロジェクト』についてお話したいと思います。

本プロジェクトの背景にある課題

上原
上原

なぜこのプロジェクトをやることになったのか、教えてください!

課題オーナー<br>畠中
課題オーナー
畠中

はい!米農家の私たちからお話させてください。

みつわ農園の畠中(娘)と永田です。よろしくお願いします!

飛騨市は、近年知られざる米どころとなっており、国内外最大級のお米のコンクール、『米・食味分析鑑定コンクール:国際大会』では2013年から連続で特別優秀賞又は金賞を受賞しているんです。

▼直近の2019年11月30日に行われた第21回の同大会でも、国際総合部門で全国でたった18点しか選ばれない金賞に、飛騨市から2点も選ばれました。

しかし、その評価によって米農家の販路拡大や販売価格の上昇につなげられておらず、また飛騨市の地形の特性上斜面が多いことにより稲作可能な面積は少ないため大規模農業が難しく、いいお米を作ってもなかなか収入のアップにつながらないんです。

同時に、高齢化が進んでおり、ますます発信や商品開発といった分野での人材が不足していて販売単価が上がらないという悪循環があります。

そんな状況に、飛騨市の農業振興課も、飛騨の生産者としての私たちも、『何とかしたい』と思いながらも目先のことに追われがちで打開策が見つけられない状態でした。

未来のコミュニティ研究室と飛騨米ブランド化の出会い

そんな状況を端から見ていて、飛騨のお米は何年も連続で受賞できるほどクオリティが高く、まだまだ伸び白があると感じました。

未来のコミュニティ研究室で実証実験を行うプロジェクトの一つにして一緒にやってみたいと思い、私から農業振興課の方々やみつわ農園の方に、『一緒にチームを作って飛騨のお米を盛り上げましょう!』とお話を持ち掛け、スタートしたプロジェクトです。

舩坂
舩坂

飛騨のお米をテーマに、地域のファンづくりや飛騨のお米を一緒に盛り上げる仲間づくりをやってみませんか??

みつわ農園<br>畠中
みつわ農園
畠中

どこまで出来るかわかりませんが、飛騨の農業のこの先に不安を抱えています。

私たちに出来ることがあれば、是非一緒によろしくおねがいします。

飛騨米ブランド化チームのメンバー

そんな流れで1年越しのプロジェクトをやっていくことが決まり、メンバーを募りました。

飛騨米ブランド化プロジェクトに共感してくれた様々なメンバーが集まり、こんな布陣でやっています。

全チーム共通ですが、課題オーナーのやりたいことの実現に向けて、各メンバーが得意分野やアイデアを持ち寄り進めています。

おこめプロジェクトは、飛騨×3名、東京×3名、また学生、民間企業、国立研究開発法人、市役所職員とバライエティに富んだ組み合わせとなりました。

目指しているところ

メンバーで集まり、2泊3日の合宿で本当の課題を考えながら、その解決に向けたアイデアを出し合いました。

そして、決まったビジョンがこちら。

将来的にはやっぱり、飛騨で農業をする人を増やさなければいけない。

そのためには、農業の3K(=キツい、汚い、稼げない、危険、など ※諸説あり)から脱却したい。

それに向けて、まずは商品開発やPRを通してブランド化し取引価格を向上させていきたい。

そんな飛騨のお米の先進的モデルをみつわ農園で作ろうということになりました。

チャレンジしていること/してきたこと

ということで、『飛騨米の取引価格の上昇』⇒ 『若手担い手の確保』 を目指して様々なチャレンジをしてきています。

飛騨のお米が美味しい理由を探る。飛騨米の価値の掘り起こし

数々の受賞しているという事実があっても、なぜそれほど受賞しているのか。

なぜそんなに美味しいのか。

その理由をメンバーで改めて深堀りました。

理由①飛騨市の地形はかのお米で有名な南魚沼にそっくり?!

下記2つを見比べてみてください。そっくりなんです!

左が 食味ランキング特Aを28年連続で獲得している南魚沼、右が飛騨市のみつわ農園のある”谷”の地形です。

四方を山に囲まれた盆地の地形で、中央に川が流れているのが特徴です。

今までもわかっていたことではありますが、こうやって実際に地形を見比べて誰にでもわかる表現を試みました。

理由②飛騨の匠!職人技

飛騨には奈良時代から飛騨の匠がいたように、木工以外のジャンルでも頑固一徹、職人技が光っています。

飛騨のお米の農家さんも職人タイプの方が多く、徹底的に研究しながら作っています。

『飛騨市うまいお米研究会』というお米の作り方を研究し共有する会もあるくらいなんですよ!

飛騨の白ゴリラともいわれる永田さん。迫力があります。

理由③広葉樹に囲まれた森が生み出すミネラル豊富な水

飛騨市は森林率93%。その中でも広葉樹が多く、広葉樹は水を貯える性質があります。

そのため、森からミネラル豊富な水が流れてくるため、お米だけでなく野菜、果物、お酒、鮎、そして飛騨牛など、なんでも美味しいんですよ!

また、そんな広葉樹の森は四季が美しく、飛騨に来られた際は一見の価値ありです。

飛騨こしひかり新ブランド『万天』が誕生

そんな稀少な飛騨コシヒカリの中でも食味85以上の価値の高いお米を『万天』と名付けました。みんなで100近いアイデアを出し、最終的に飛騨で合宿を行い、決まったこの名前。メンバーの想いが詰まっています。

『万天』名前の由来

『万天』という言葉には、① 天全体。まんてん。② 天下。世界。という二つの意味があります(出典:コトバンク https://kotobank.jp/word/%E4%B8%87%E5%A4%A9-363470)。この名前には、世界最高米の原料米にも選ばれ、1万分の1に選ばれた農家が届けるという意味から『万』の字を使い、また、『満天の星空のように輝き続ける、最高のお米を特別感を持って食べていただきたい』という意味を込めています。

【楽天市場】食味85以上 ブランド米『万天』 飛騨産 こしひかり 2kg 令和元年産 2キロ:みつわ農園
1万人に1人!飛騨の米職人が作った希少なお米『万天』。食味85以上 ブランド米『万天』 飛騨産 こしひかり 2kg 令和元年産 2キロ

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飛騨市の米農家初・クラウドファンディングへのチャレンジ

今迄の取引価格から大きく上げたチャレンジングな価格で本当に世の中に受け入れてもらえるのか?また飛騨のお米の価値を伝えられることができるのか?

ドキドキしながら、目標金額100万円のクラウドファンディングにチャレンジしました。

惜しくも85.7万円という金額でしたが、飛騨のお米の価値を伝えられる、そして農家が希望を持てる金額での販売ができそうだという手ごたえが得られました。

『おこめ部』Facebookの立ち上げ

同時に、販売している農家さんたちがまだネット販売をされていなかったり、SNSをされていなかったり、情報発信が出来ていないということを解決するため、みんなで発信する『おこめ部』を立ち上げました。

有難いことにジワジワとフォロワーが増え、2019年12月7日現在で408名の方にフォローいただいています!

セカンドライフのタイミングで農業に打ち込み飛騨のお米を盛り上げるおじいちゃん、エネルギッシュな若手担い手、飛騨のおこめに惚れている方の食レポなど様々な情報を発信予定です!

是非、フォローをお願いします!

課題やこれから

様々な取組みをやってみて、

飛騨のお米の価値を確かに伝えること、

また、応援してくださる方と繋がることができ始めています。

引き続き、どんなお客様にどのような点が響いて喜ばれているのか探求しながら飛騨のお米の価値を伝え、仲間を増やしていきたいです。

また、この取り組みをいかに他の農家さんに広げ、持続的な活動にしていけるか、というのも一つのポイントであり目指すところであります。

これからも、見守っていただいたり、食べて応援していただいたり、体験をご一緒したり、是非おこめ部と飛騨のお米をチェックしてくださいね^^

読者の皆さんから、こんな商品欲しい!こんなアイデアあるよ!こんな情報欲しいな!も、どしどしお待ちしております!

おこめ部合宿の夜@ゲストハウスやまなみにて

ライター:舩坂 香菜子

未来のコミュニティ研究室発起人。楽天から飛騨市役所へ出向。飛騨米プロジェクトでは広報などを担当。楽天で学んだノウハウを飛騨に還元するために日々奮闘中。

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