『地方創生実践塾in飛騨市』2日目レポート
2020年9月12日(土)、地方創生実践塾2日目です。
今日の会場はFabCafe Hida。
まずは、「飛騨の森でクマは踊る」の松本剛代表取締役による講義。ヒダクマの活動についての内容ですが、広葉樹の森に思いを寄せる仲間を増やし、その関係性の中で大きく発展していることが分かる内容でした。
引き続き、グループ討議。それぞれの参加者が今回の実践塾での気づきを自分の自治体や団体の活動ににどう反映させていくかを語りました。最後は、全員による発表。グループ討議と同様に、それぞれの今後の取り組みへの展望や思い、今回の実践塾での感想等などを発表されました。
ファンづくり、仲間作りと、その手法の試行錯誤が今後のまちづくり、地域づくりに重要であることが十分に共有されたように思います。昼食は地元の食材を使ったMother’S Housuのキーマカレー。美味しい昼食は参加者の会話も弾ませました。
閉講式。皆さんに修了証をお渡しし、都竹市長から講評。
関係人口はおそらく「関心人口」「交流人口」「行動人口」の三段階に分類できるように思います。飛騨市ファンクラブやふるさと納税での取り組みは「関心」を持つ方々を増やすもの、ファンの集いやファンクラブツアーは「交流」してくださる方々を増やすもの、そして、関係案内所「ヒダスケ」は「行動」してくださる方々を増やすものだと思います。
また、関係人口を「育てる」という面も重要ではないかとも思いました。 飛騨市学園構想で描く課題解決型の人物を育てる要素は、関心を持つ力、課題を探求する力、自分で考えた解決法を実践する力などです。それはそのまま、関係人口となる方々の要素でもあります。これからの時代に求められる力は、そのまま関係人口を生み出すことになるということを感じました。
参加者の皆さんのお話から全国の地域資源や人とのつながりがまちづくりや活動の発展につながるんだととてもワクワクする時間となりました。また、飛騨市ファンクラブ、ヒダスケ!ともに更なる可能性を感じた2日間でした。
遠方からご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
それぞれの場所でトライ&エラーしながら頑張りましょうね。またお会いできるのを楽しみにしています。