第3弾調査プログラム『飛騨古川地域らしさ探しアーカイブ&マップづくり』を行いました
飛騨市に心を寄せてくださる方は、まちのどんなところに惹かれているのかを調査するために調査員のお手伝い
移住者の方、大学生のみなさん、飛騨市ファンクラブ会員など16名の方にご参加いただきました。
今回は当京都府立大学の関口達也(通称:せきやん先生)さんと大学3名が進行です。
まずは、オリエンテーションで今回の調査イベントの趣旨を共有します。
「地域らしさ」を調査して残していくこと、地域振興・観光振興・まちづくり・人づくりのための大切なデータになります。
オリエンテーション後はいよいよ古川町の街なかをまち歩き。飛騨古川らしさを感じる場所や魅力だと思った風景や人などを撮影します。一部の方にはGPSを持っていただき、歩くスピードなども検証していきます。
ゆっくり歩くと、じっくりその風景を見ている… そんなことも想像できますね。
約2時間のまち歩き。みなさん、どんなポイントを撮影してくるのでしょうか?楽しみです♪
まち歩きの後は、再集合して撮影したデータを集約します。今回のアプリで位置情報も登録されるので、枚数を集約するとどこに惹かれているのかわかります。
お気に入りの5枚を選択し、撮影した場所のどんなところが「飛騨古川らしさ」なのか、どんなところを残していきたいのかを書き出します。その中でもイチオシの写真を選び、紹介しあいました。
撮影された写真をみると、皆さんの感性がでて面白いですね!
惹かれた理由を振り返り、言語化していくことで「飛騨古川らしさ」が具体的になってきます。
その後は「飛騨古川らしさ」を残していくために取り組みのアイディアをチームごとに考えました。
年代や居住地も違う人が「飛騨古川らしさ」を残すために同じテーマで考える姿はとても素敵でした。参加者からは「新たな発見があった」や「その視点は考えつかなかった」という感想もありました。
魅力とともに担い手不足や文化の継承などの現実的な課題も共有できるのが本当にすごいです!熱量の高さにも驚きでした。
困難な課題だからこそ、解決策を導くのも難しいですが、さまざまな人と知恵をだしあうことの面白さとチャレンジすることの大切さを共有しました。
各チームの発表に未来のコミュニティ研究室のメンバーから企画や思考プロセス、発表の感動ポイントをお伝えし、「せきやん賞」「おすぎ賞」「しょうこ賞」を選びました。
お互いのアイディアや試行錯誤しながら考えた時間を称えあい、共感・感動したことを持ち寄ったお菓子をプレゼントしあいます。
今回の調査で、200枚を超える写真が集まりました。「古川らしさ」には「ぬくもり」「人と人とのつながり」「古川祭」「人情味がある」などのたくさんのキーワードが出てきました。どれも共感・納得できます。
このデータは、今後未来のコミュニティ研究室のメンバーで検証して、集積してマップにしていきます。
次回は夏に開催予定です。引き続き、ぜひ応援よろしくお願いします。
未来のコミュニティ研究室からのメッセージ
飛騨市での地域調査プログラムに地域内外、リピーター、初参加の多くの方々が参加してくれました。盛りだくさんなお願いをしたにもかかわらず楽しんで調査にご協力いただきとても嬉しかったです。
研究のために必要なデータが集めることができました。さらにまちに関するいろんな情報や知識や熱い思いを伝えていただきました。ありがとうございました!