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「関係人口」と共創する地域の在り方を再定義する参加型トークセッションを開催しました!

2年前から関係人口を研究しようと飛騨市・楽天・東大大学院農学生命科学研究科・中央水産研究所のメンバーで取り組んできました。

今回、飛騨市の取組や研究結果を広く発信するためにオンラインイベントを開催しました。
全国から90名の方にご参加いただきました!

まず、市役所地域振興課の担当から飛騨市ファンクラブやヒダスケの取り組みについて説明。
続いて、中央水産研究所の杉本あおいさんから、研究室で発表した論文「現代日本社会における「関係人口」の実態分析:全国アンケート調査の結果から」の概要を報告。
この論文は、今年7月に今年度の沿岸域学会誌の論文奨励賞を受賞しました。

続いて、東大大学院の杉野弘明先生からベイジアンネットワークの手法を使った地域愛着の5要素の関連性の説明しました。

報告の後は、都竹市長と杉野さん、杉本さんの3名でディスカッション。途中、Zoomのチャットにコメントが次々と入り、オンラインながら熱気を帯びてきました。

休憩後の後半は、コメントをいただいた参加者の方々に加わってもらいながらの質疑応答。

飛騨市の取り組みを説明する中で驚かれたり、共感されるのは関係人口の事業の目的は移住ではないということ。飛騨市ファンクラブの会員さんと交流していく中で、実際に出会ってきた方々は移住の意思を持っていないことの説明がありました。

ディスカッションの中では、関わってくださる方を増やし、深めていくために必要なキーワードとして、「楽しい、うれしい、面白い」が大事であることを共有しました。

最後は今回のトークセッション、ディスカッションで印象に残ったキーワードをチャット機能で出し合いました。「楽しい、嬉しい、面白い」はとても共感が得られるキーワードですね。

地域課題を交流の資源として捉え直し、プロジェクトやまちづくりを進めるうえでは嬉しい、自己有用感が感じられるということが大切だと強調されました。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
またお会いできるのを楽しみにしています。
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