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ひよっこ研究員はじめての飛騨市訪問記【前編】

こんにちは。
FCLひよっこ研究員の関根です。

私は昨年から飛騨市を対象地として関係人口の研究をしているのですが、3月に初めて飛騨市に伺いました!
そこで感じたことを書き留めておこうと思います。

まず簡単に私の自己紹介をさせていただきます。私は現在大阪大学大学院の博士課程2年生で、都市計画・まちづくり分野の研究室に所属しています。これからどんどん深刻になるであろう人口減少や少子高齢化といった社会課題に対し、「どうしたらその土地に根付く素敵な人・生活の営み・文化などを残していけるか」といった点に興味があり活動しています。

実は昨年、ご縁があり、飛騨市ファンクラブ5周年記念と合わせて会員の方々へのアンケートを企画しました。正直言うと、私自身はお隣のまち岐阜県白川村を観光したことはありましたが、飛騨市には行ったことがなく、飛騨牛くらいの薄いイメージしか持っていなかったんです(すいません…)。しかし、アンケートを見てまず驚いたことに、北海道から沖縄まで全国の飛騨市ファンから返答があったのです!さらに、アンケートの記述内容などからたくさんの方々の飛騨市への”BIG LOVE”が伝わってきて、「飛騨市ってどんだけええとこやねん!」と思ったわけです。

そして、今年の2月には東京で、飛騨市ファンの集いに参加し、初めて飛騨市ファンの方々と交流しました。そこには関東地方に住みながらも飛騨市に心を寄せている方々が集まっており、何人から「飛騨市の良さは飛騨市に行かないと絶対に分からないよ!早く行きなさい!」と背中を押してもらいました。今まで行きたい気持ちはありつつも、なかなか都合がつかなかったのですが(言い訳です笑)、ようやく飛騨市に行ってみようと、武田先生(FCLメンバーであり大学研究室の先生)と一緒にまずは1泊2日で飛騨市に訪問することにしました。

大阪にある自宅から飛騨古川駅に着くまでは、電車で5時間ほどかかったのですが、名古屋から飛騨に向かう特急列車では、右手に美しい渓谷に流れるエメラルドグリーン色の川に見惚れていると、あっという間に着きました。ぐねぐね道で先生含め酔ってしまう人も多いようですが、私は大丈夫でしたので飛騨市に行くのに向いているタイプです。

お昼を済ませ、1日目の日中は、飛騨市の地域おこし協力隊をされている永石さん(ポッキー)に案内いただき、ヒダスケに初参加してきました。工房すなかを運営されている河合町の吉眞さんのもとへ行き、薪割りのお手伝いをしました。

お手伝いしたというのはおこがましいような、むしろお手伝いをさせていただいたと表現する方が正しいほど楽しく、大変良くしていただきました。まず、薪割りにふさわしくない格好で来てしまった私に靴や手袋、道具などを快く貸していただき、また薪割り未経験でしたので、なぜ薪割りをする必要があるかの背景から、実際にどうやって割るかまで丁寧に教えていただきました。とはいいつつ最初は怖くてなかなか振り切れず上手に割れませんでしたが、やっとのことで「パカン!」と綺麗に割ることができたときに、笑顔で拍手していただき、「記念に持って帰っていいよ!」と持たせてくれました。

その他日々の活動のお話や、私の話も聞いてくださり、とても面白く素敵なひとときでした。結局綺麗に割れたものもありつつ、小さすぎたり割れなかったりと失敗してしまったものもあり、役に立ったとは言い難い(むしろ迷惑のほうが多かったはず)結果でしたが、最後には吉眞さんが作った美味しいお餅をプレゼントしていただきました。そのお餅がまた食べたことないほど美味しくて、特に炒ったゆでピーナッツのごろごろ入ったお餅は格別でした!また同時に、ファンの皆さんが言う、飛騨市の人のあたたかさ、とはこういうことなんだなと、実感することができました。

都会からふらっと来た知らない人に、こんなに親切に優しく接していただけるんですから、また会いに行きたいですし、次こそはもっと役に立ちたいって思いますよね。

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