一体、石棒クラブという組織は何を大切にしている組織なのか?
こんにちは。
先日セミの鳴き声を聞いて、「え、もう夏が来たの?」と感じました石棒クラブの一人です。
今から約3年半前、2019年3月に岐阜県飛騨市で石棒クラブが誕生しましたが、この約3年半の間に、石棒を通じてたくさんの素敵な人たちとのつながりができました。
たくさんの出会いやご縁に感謝を感じるととともに、今日は、今まで私たち石棒クラブが普段の活動のなかでどんなことを大切にしてきたか、備忘録的に書いておこうとふと思い立ち、筆をとりました。
そもそも石棒クラブって何?
最初から書いている自分でもおったまげてしまうのですが、実はこの問いについて、ちゃんと答えられたことはありません笑
「そもそも石棒クラブって何?正式な団体?部活?遊び?誰?」
私もはっきりとしたことはわかりませんが、一つだけはっきりしていることがあるとするとそれは「コミュニティ」ということかもしれません。
コミュニティという言葉を正しく使っているかどうかはわかりませんが、雰囲気で答えますと「石棒の魅力に取りつかれた人の集まり」だということです。
石棒クラブが立ち上がったときから今日まで、これだけはぶれていないのかなと思っています。
だからと言って、石棒のことを詳しく知っている人ばかりではありません。
私含めて、実はメンバーのほとんどは石棒ビギナーです。
(そもそも石棒クラブメンバーとは何か、ちゃんと定義できていないことには今日はあまり触れずに)
私も石棒クラブが誕生する前日まで、石棒という言葉に一切触れたことがありませんでしたし、
日本史は高校の先生の影響から好きな教科でしたが、石棒が作られていた縄文時代に魅力を感じたことはまったくといっていいほどありませんでした。
(高校のときはなんとなく平安時代や江戸時代などが好きだった記憶があります)
そんな石棒ビギナーな私や石棒クラブのメンバーがこの石棒クラブに参加をしているのはなぜか。
それは、何を隠そう、「石棒の魅力に取りつかれたから」です。
じゃあ石棒の魅力って何?
じゃあ石棒の魅力って何?って思いますが、これはそれぞれ魅力に感じていることは違うかもしれません。
私が感じている魅力としては、「とにかくミステリアス」だということです。
実は、この石棒のミステリアスさを強く感じたのが、石棒1074本以上収蔵している「飛騨みやがわ考古民俗館」の前で、石棒の素材である塩屋石を使って実際に石棒をつくったときでした。
あまりの大変さに、あろうことか機械を使ってしまった動画がfacebookにアップされていますのでぜひご覧ください笑
石棒をつくる。これがとにかく難しいのです。
石棒ができるまでの工程は、ぜひ石棒クラブのTシャツを購入いただけるとそちらに書いてありますのでぜひ購入いただきたいのですが、とにかく石棒の形にするまでものすごく時間がかかるのです。
時間がかかるだけではなくそれ以外にも難しい点があるのですが、何が大変なのか、はまだどこかで書けるといいなと思います。
すみません、ここでお伝えしたいこととしては、石棒づくりはとにかく大変だということを感じたとき、ふと、
「なぜ縄文人はこんな大変な石棒をつくったのだろうか」
「なぜ石を使ったのか(土偶などのように土を使ったほうが簡単なのに)」
「どんな思いでこの石棒をつくっていたのだろうか」
と感じたのです。
答えはもちろんわかりませんが、そこに不思議と「人間の心」を私は勝手に感じてしまったのです。
つまりは石棒クラブはどんなことを大切にしてきたのか?
書きたいことにたどり着くまで、ついついいろんなことを書いてしまいがちで、このまま行ったら結論にたどり着きそうにないので、一気に結論に急ぎます。(強引)
そんな石棒の魅力に取りつかれた人たちの集まりが石棒クラブ、そんな私たち石棒クラブが大切にしてきたことは、全てこの画像一枚に詰まっているかと思います。
Mission、Vision、Value、この3つは、2021年のある時、ふと思い立って「みんなで書いてみませんか」ということで付箋を使ってワークをし、まとめたものです。
石棒、文化財、未来、ミュージアム、飛騨市、日本全国、世界、
あらゆる人、楽しむ、人生が豊かになる、プラットフォーム、
感謝、敬意、オープン、多様性、チャレンジ、先進性
など、私たちが大切にしている言葉がたくさん散りばめられていると感じています。
おかげさまで石棒クラブを初めて約3年半(正式には3年と4か月弱)が経ちました。
様々な方々とおつながりをいただき、3Dデータ化、SNSキャンペーン、撮影会、オンラインイベント、オフラインイベント等、たくさんのチャレンジをすることができました。
*詳細は石棒クラブホームページ等をぜひご覧ください
皆さんにこの場を借りて深く感謝をお伝えするとともに、引き続き皆さんと一緒にわくわくすることにチャレンジしていきたいと思います。
また思い立ったら書きます!続編お楽しみに!
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